抱きたい!

「被写体としての女体」と「異性としての女体」は別物でしょうね。


これはカメラマンでも、イラストレーターでも、
女体に真摯に「美」を求める時(絵や写真で)、
性欲だとか個人的願望とかは姿を潜めますね自然に。
「それどころじゃない」って感じ。


抱きたい!みたいな欲求が原動力になって
それが写真や絵に投影されることもよく分かりますから、
欲望が満たされちゃうと一気に被写体の価値がなくなる、
というのも無理はないかと。


しかしまぁ、一方で真剣に対象(女体)に向かい合ってると
そういった肉欲よりも、創作欲の方が勝る瞬間が訪れる気がします。
「ああ美しい曲線♪」「おお何たる神秘的な陰影…」「よよ私は天才!」
一種のトランス状態みたいな。